1. HOME
  2. 法律相談実例集
  3. 管理対応編
  4. 教育委員会の研修後ひき逃げ事故に遭った。管理職が公務災害の手続きをしない。

Legal consultation

法律相談実例集

管理対応編

教育委員会の研修後ひき逃げ事故に遭った。管理職が公務災害の手続きをしない。

事例

教育委員会の研修後、自転車で帰る途中ひき逃げ事故に遭いました。管理職に公務災害申請をしたいことを伝えたところ、「 公務災害申請は手続きが大変だ 」 「犯人 を見つけて損害賠償請求をする方が得だ」と言われました。 (M県 女性)

解決

研修後の時間が全くのプライベートであれば公務災害にはなりません。
しかし、学校に戻る途中等勤務内であれば,公務災害として扱われるべきです。
各都道府県の公務災害補償基金に対し、まず公務災害の認定を請求し、補償を請求していくことになります。
この請求は2年で時効により消滅しますので、長期間放置されないよ うにすることが必要です。
最終的には訴訟を提起することもできますが、まずは、弁護士を通じて管理職に公務災害として手続をしてもらうよう促すことが必要ですとアドバイスをもらいました 。
中井弁護士に校長に連絡してもらうことで、公務災害申請の手続きをすることができました。